忘年会

 

 

 

 

 

去る12月20日、毎年恒例の安藤医院の忘年会があり、

今年は『安藤6よさこいバージョン』を披露しました。

キラキラモールを付けた黒い衣装を身にまとい、勇壮な踊りを披露し、

途中、院長を巻き込み最後に決めポーズ!!

無事に1年をおくれた事に感謝し、新たに新年が迎えられるよう皆で一丸となり

魂を込めて踊りました。

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接遇セミナー12月2014年

今回のロールプレーイングはインフルエンザなどの感染症の方がいらしたときの対応でした。

今年は12月からインフルエンザが猛威をふるい、すぐに現場で役立てることができました。

スタッフの対応もスムーズです。ありがとうございました。

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接遇セミナー ロールプレイング

8月29日と10月17日と両日 ラポールの福岡先生をお迎えして、接遇セミナーを開催しました。

総論的なところは1年以上かけて、じっくりと落とし込んでいただいたので、実際の現場でどう生かすかという

練習をロールプレイングという形でトレーニングしていただきました。

患者さん目線にたって、患者さんの動線で考える良い機会でした。

特に10月のセミナーでは患者目線の動線で医院内の物の配置や清潔感を再考させてただく良い機会でした。

いただいたアドバイスを出来る限り取り入れ、さらに 最高最善の接遇を目指して行きたいと思います。

3歩進んで2歩下がる 確実に前進ありです。ありがとうございました。

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第7回 セミナー メンタルからせまるダイエット

7月19日と9月20日と2回にわたり、メンタルからせまるダイエットセミナー無事終了しました。

ダイエットにはストレスのコントロールが大切であること。食行動とネガティブな感情とが結びついている事などをふまえて、ストレスの捉え方を変えていくことが大事であることや 実際にストレスになったことを 具体的にどのように捉え方を変え感情 行動を変えていくか シェアーしていただきました。 ジャイロのトレーナー 優子先生からのダイエット遍歴のお話も興味深く伺いました。

以下 参加者の皆様からの感想です。

●先生のお話よくわかりました。自分をみつめて分析していきたいと思います。体操も楽しく出来て、家に帰って 出来ればいいんですけど。

●大変楽しい時間、あっという間にすぎてしいました。もう少しお腹周りをすっきりと! 次回も頑張ります。

●とても 有意義で楽しい時間を過ごせました。何気ない小さな動作も気をつけようと思いました。食べる前に、 食べ過ぎても セルフトークを忘れずに!

●気持ちの持ち方がいかに大切かわかりました。きれいになりたいとの気持ちを持ち続けています。徐々に増えて いく人は体重が落ちやすいと伺い励みになりました。体操、講義 継続希望します。参加は楽しみです。ゆっく りあせらず 自分を変えていきたいと思います。

●楽しく体操して、こごろの気分転換になりました。みなさんの話も聞けて良かったです。

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生活習慣病セミナー

6月21日 土曜日

生活習慣病セミナーが開催されました。

今回のテーマは認知症の予防、運動、食事の生活習慣がいかに認知症の予防に大切かをお話しし、

脳トレで頭の体操をしたあと、

今泉トレーナーによるエキササイズを行いました。

感想はすっきりした、気持ちよかったと満足いただけたご様子でした。

好評によりこれから月1回のペースで開催したいと思います。お申し込みはお早めにお願いします。

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接遇セミナー 電話対応2

6月20日 金曜日 ラポールの福岡先生をお迎えして、第8回 接遇セミナーが開かれました。

今回は電話対応2。

電話では見えない相手のかたの目線にたち、緊急度、重要度を判断し対応する、大切なポイントを学びました。

また、次回 実際にお会いしたときに、前回の電話対応についての声がけをするなどの心配りも教えていただきました。

今回は実際の場面を想定してのロールプレイングを行い、スタッフそれについてのマニュアル作りを始めました。

マニュアルもおおいに役立ちますが、

相手の方の様子を想像し、意図を繊細にキャッチし、それをふまえ、行動、そして、自分のペースにリードしていく、基本をおさえているば

いつでも応用ができます。ありがとうございました。

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安藤医院20周年

先代の院長から引き継ぎ 20年が過ぎました。

おかげさまでここまでこれたのも多くの方々のおかげです。ありがとうございます。

ささやかな記念パーティーにスタッフから20周年のサプライズケーキをいただきました。

感動です。

これからも ますます 地域の皆様の健康のために精進したいと思います。

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ロコモティブ症候群 第4回 生活習慣病セミナー 

4月19日 第4回生活習慣病セミナーが開催されました。

前半はロコモティブ症候群について話があり、普段からの運動習慣が老後の生活の質を左右する。

要介護 要支援にならないためも、ロコモの予防が重要です。

後半はスポーツトレーナー 今泉優子さんをお迎えし、エキササイズを行いました。

呼吸と軸を大事にした、家でもできるエキササイズをご紹介いただきました。

とても好評でこれからも定期的にきていただけるようになりました。乞うご期待!

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電話対応 接遇セミナー 第7回

4月18日 ラポールの福岡先生をお迎えしてスタッフ向けの接遇セミナーを開催致しました。

電話対応についてお話いただきました。

最近は電話よりもメールで用件を伝える事が多くなって、研修講師の友人からも、新入社員研修での電話対応の講習に苦労する話などを伺う事があります。医院では新患の方は電話での問い合わせから始まり、医院の第一印象が決まってしまう事もあります。

たかが電話されど電話です。

印象に残ったことは見えない相手でだからこそ、気遣い、ペースをキャッチし、要点をわかりやすく、印象のよい、声のトーン口調で丁寧にといいうことでした。

セミナー終了直後より、電話対応の印象がよくなったと院内、院外からも良い評価をいただいております。

また、事務スタッフが電話用のメモ用紙を作成し、活用しております。

さすが、すぐに実行にうつす姿勢に脱帽です。


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方便を究竟と為す 特別編

方便を究竟と為す

特別編

 

 

切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ

踏み込みゆけばあとは極楽

 

先日、休みというのに千葉文化センターまで、大川会長と事務の小寺さん、松崎さんといっしょに千葉文化センターで行われた、『千葉県在宅ネットワーク平成25年度第2回研修会』に行ってきたのだ。断っておくのだが、なんだか現在執筆中の「その十六」に登場する「バカボンのパパ」が頭の中に居座ってしまい、語尾が「のだ」になってしまうのだ。そのうち治ると思うので「少し様子を見てみましょう(開業医の十八番、テキトーなのではなく「適当な」、人間の自然治癒力に信頼をおいた言霊)」なのだ。

基調講演の前半は「知」の上野千鶴子先生が、後半は「情」の小笠原文雄先生が話されたのだが、この組み合わせはまるで、佐々木小次郎(上野先生)と宮本武蔵(小笠原先生)が切り結んでいるようで、良いコンビだと思ったのだ。特に、上野先生は学者だから伶俐な印象なのだが、先生が集めた情報に基づいて語られる今後の見通しがあまりに絶望的な内容なので、それを聞き終わった後は、まるで線香の香りの中を、「御愁傷様で・・・(チーン)」てな感じになってしまったのだ。例えば、「国はもう病院は本当の急性期のみであとは在宅にしようとしている」とか、「国はもう金のかかる老人ホームは作らない」とか、「現政権は消費税もいつの間にか社会保障以外で使おうとしている」、「今後はひとりだろうが、家族がいようが、家で死ぬのは当たり前になる」などなど。この通りのお言葉ではなかったかもしれないが、概略こんな感じで話が続き、トドメの一撃は(「倍返し」ではなく「ツバメ返し」なのだ!「バカボンのパパ」だから「オヤジ・ギャグ」も許されるのだ!)、上野先生が挙げられた「おひとり様が在宅で死ぬ為の3点セット」が、「24時間の訪問医療、24時間の訪問看護、24時間の訪問介護」とすべて「24時間」の但し書き付きで来たもんだから、ノックアウトなのだ。何故かというと、今いろいろアンケート調査中だが、いまのところ当地区で「夜間対応型訪問介護」や「定期巡回・随時訪問サービス」を提供できる事業所はないからなのだ。これをお読みの先生方も、24時間の「対応」でなく「訪問」と言われたら、「ドン引き」になるに違いないのだ。

ただし、講演ではこのあと、歌手の南こうせつさんにお百姓を10年くらいさせたらこんな感じになるかというような小笠原先生が登場して、「仕事を終えてからの往診なんて本当に嫌なもんですよ、皆さん」「まあ、あんまり難しく考えんで、家で死んだらいいじゃないか」(まさしく、「これでいいのだ!」の精神なのだ)てな雰囲気で、ご自身の体験例を中心にココロが暖まる救い話をされたのだ。だから、聞いている皆さんは、ちょうど映画『宮本武蔵』を見終わったあとのように、「小次郎破れたり!」(ここでの「小次郎」はもちろん上野先生ではなく、上野先生によって俎上にのせられた在宅医療・介護の絶望的な状況を意味しているので誤解なきようお願いするのだ!!)てな感じで暖かいココロで帰ることができたのだ。フムフム。あーっ! しかし困ったなのだ!! 当地区で予定されている上野先生のご講演は私の話の後なのだ。もとより在宅医療の経験・知識の乏しい自分に小笠原先生の代わりが務まるはずもないのだが、最後に上野先生のあの在宅医療・介護の現況の話を皆さんが聞いたら、きっと会場をあとにする皆さんの姿を見たよその人は、「今日はよほどエラい人が亡くなったのだろう。みんなあんな悲しそうにトボトボ歩いて・・・」と思うに違いないのだ。うーん。また、頭をかかえてしまうのだ。これは大ピンチなのだ・・・・・・。

 

 

頭を抱えて寝たためか、とんでもない夢をみたのだ。以下思い出しながら書いてみるのだ。なんだか「ももクロ」の恒例の茶番劇に沿った内容だったのだ。

 

夢の中・・・・

(「ももクロ」の「赤色」担当(以下「赤」)、「我らがアホリーダー」の呼び名も高い百田夏菜子さんがケータイ電話でお助けロボである「あーりんロボ」を呼ぶ。まあジャイアント・ロボの「ももクロ」版)

赤:「お願い、助けて、あーりんロボ! 茂原市長生郡の在宅医療がピンチなの!!」

(ここで段ボール性のロボットの衣装をつけた「あーりんロボ」こと「ももクロ」のピンク色担当(以下「ピンク」)、佐々木彩香さん(愛称:「あーりん」)が『だってあーりんなんだモーン』というソロの持ち歌のBGMとともに舞台の袖から登場し、「あーりーん!」と叫び、茶番が始まる」

ピンク:「ピンク?」(「あーりんロボ」はピンチをピンクと聞き間違えている)

赤、黄、緑、紫(以下「他のメンバー」):「ピンチよ! ピ・ン・チ!!」

ピンク:「ピンクー!?」

(ピンチをピンクと聞き違える茶番がひとしきり続いた後で、「赤」が今回何故「あーりんロボ」を呼んだか、茂原市長生郡医師会の在宅医療担当理事が悩んでいる事情を説明すると、「あーりんロボ」はしばらく考えるフリをしてからオモムロに・・・)

ピンク:「わかったわーっ!」」

(皆喜んで答えを待っていると・・・)

ピンク:「悩まなければいいのよーっ!」

他のメンバー:「そっかーっ!最初から悩まなければいいんだ! 良かったね、安藤先生!」

ピンク:「こんなのオチャノコあーりん!」

(と言って去ろうとする「あーりんロボ」に向かってツッコミ役で参加しているお笑いタレントの「東京03」の飯塚悟志氏があきれながら「おいっ!お前ら何が良かったね、だ!なんにも解決してないじゃないかーっ!」と叫び、茶番が続く・・・)

 

ここまで来て夢からさめたのだ。あービックリしたなのだ・・・・が!、ちょっと待てよ!!!なのだ。聞き違えには重大な無意識からの情報が隠れているとフロイト先生も言っていたが、とてつもないことに気づいてしまったのだ!

 

冒頭の歌は、勝海舟が『氷川清話』の中の『余裕と無我』と題した項の中で、昔の剣客の歌として取り上げているのだが、宮本武蔵の詠んだ歌が元だとの説もあるのだ。それはさておき、この歌の前段「切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ」はまさに「ピンチ」の状態を示しているのだ。切り結んでいる太刀は人間の思考が作り出す価値観の対立、つまり「悩んだ状態」を指していると思うのだ。在宅で死ぬか病院で死ぬか、胃瘻を付けるべきか付けないべきか、家族による看取りは必要か必要でないか、最期まで病気と戦うべきか戦わないべきか、などなど。どちらが正しいか、2元対立であり、思考のおしゃべりには際限がないのだ。そして後段の「踏みこみ行けばあとは極楽」は、その2元の対立を超えて進んで行ったところ、つまり「あーりんロボ」が「悩まなければいい」といったところに非2元の世界、無我の境地、極楽があると言うのだ。2元対立の思考のレベルを超えたところに魂の座である非2元のハートの世界がある。そしてハートを象徴する色は・・・、「ピンク」なのだ! こいつはビックリなのだ! 海舟が「無我の妙諦は、つまり、この裡に潜んで居るのだヨ」と賞賛した昔の剣客の心境を述べた歌と、現代の「ももクロ」の茶番が見事にシンクロしており、同じ真理を異なる仕方で表現していたのだ! 「ももクロ」恐るべしなのだ! 言い換えると、「あーりんロボ」は「ピンチ」を「ピンク」と聞き違えることを通して地獄の状況を極楽の状況に変えてしまうという恐るべきお助けロボだったのだ〜っ!! (ホンマカイナ?)

 

 

坂口安吾の『青春論』には、いかに宮本武蔵があらゆる状況を臨機応変に活用して死地を乗り越えたかが書かれているのだが、小笠原先生と上野先生の共著である『小笠原先生、ひとりでも家で死ねますか?』(朝日新聞出版社)を読んでいると、上野“小次郎”が「これでも在宅ひとり死が可能か、武蔵〜!」と斬りつけると、「小次郎の負けだ! こうすれば(と言いつつ、ドラえもんがポケットから様々な道具を持ち出して何でも解決してしまうように、あらゆる手練手管を使って)在宅でひとりでも死ねる!!」と小笠原“武蔵”が斬り返すといったアンバイなのだ。

最近は猫も杓子も「在宅、在宅」で、やたらに会合やセミナーが多いのですが、思考の力に頼ってばかりでは埒が開かず、『会議は踊る』状態ではないでしょうか。在宅看取りの要諦は小笠原“武蔵”の「まあ、あんまり難しく考えんで、家で死んだらいいじゃないか」の一太刀、というか一言で十分ではなかろうか。ごちゃごちゃ理屈ばかり言って勝手に「ピンチ」と思い込まず、まずは与えられた状況と資源を最大限に利用して無我の境地で今一歩踏み込んで行動していけば、「ピンチ」的状況はいつの間にか「ピンク」色のハートの世界に変わるということなのだと思う今日この頃です。

(この文章は「茂原市長生郡医師会報 平成26年2月号」に既に投稿されたものを、医師会事務局の許可を得て一部改変して掲載しています。)

 

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