細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎とは

細菌の感染によっておこる結膜炎です。
発熱と寒けで始まり、頭痛がひどく、吐き気や嘔吐がおこり、徐々に首の後ろが張ってきてかたくなります。症状が進んでくるとぐったりする、けいれん、意識がないなどが出てくることもあります。
症状に対応した抗生物質の投与による治療方法をとります。
髄膜炎をおこす原因となった病気を見つけて、同時に治療する必要があります。
嘔吐が強く、食事がとれない場合は、点滴をして栄養や水分を補い、高熱のときは、からだを冷やし、坐薬を使って熱を下げます。また、頭痛や全身の痛みには、鎮痛薬が使われます。

予防接種

原因の約8割が、ヒブと肺炎球菌のため、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンで予防をします。
これら2つのワクチンを「髄膜炎ワクチンセット」と言います。
どちらも生後2か月から接種することができ、医師が必要と認めた場合には同時接種も行われます。

「ワクチンで防げる病気」

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A型肝炎

A型肝炎

A型肝炎ウイルスが経口感染して起こる肝炎です。
発病初期の主な症状は、発熱・倦怠感・吐き気・下痢黄疸などです。
A型肝炎ウイルスは、便に排出するため、患者の便が感染源になります。
症状は、発症後1、2ヵ月を経過すると自然に消えます。しかし、発症期に、安静にせず無理をしていますと、まれに「劇症肝炎」や、尿が出なくなる「腎不全」などをひき起こし、命にかかわることもありますので注意が必要です。
予防として、家族や周りに海外旅行に行ってないか(特に生水を飲んだり、生の貝を食べていないかどうか)などの情報が診断に有用です。
A型肝炎は、免疫の働きにより、急激な反応をおこす場合がありますが、その後は、自然治癒に向かいます。

予防接種

2013年3月から、子どもでもA型肝炎ワクチンを受けられるようになりました。1歳以上であれば、2〜4週間の間隔で2回接種し、その後、3回目を接種します。

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ヒトパピローマウイルス(HPV)

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が主な原因となっています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は性交渉により感染しますが、皮膚や粘膜に存在するごくありふれたウイルスで、約80%の女性が知らない間にかかっています。感染は一時的で、ほとんどの場合は免疫力や新陳代謝などで細胞とともに剥げ落ちていきます。感染部分に小さな傷があったり、免疫力の低下などでウイルスが体内に長く住みつき、その結果、最終的に子宮頸がんを発症(0.15%)することがあります。

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染の自覚症状が明らかな場合には、医療機関で検査を受け、治療を受ける必要があります。

尖圭コンジローマの症状が出て、イボが増えると治療が大変なので、早めに医療機関にかかるとよいでしょう。

 予防接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、特に発がん性の高いHPV16型、18型の感染(日本の子宮頸がんの原因の50%から70%を占める)を予防すると言わていますが、このワクチンで防げない52、33、58型のウイルスも子宮頸がんの原因ですので、必ず子宮がん検診を受けることが大切です。

ワクチンともに、効果は20年くらい続くと予想されており、追加接種は不要と考えられていますが子宮頸がんを防ぐうえでもっとも大切なことはワクチンを接種した後も定期的な子宮頸がん検診を受けることが大切です。

「ワクチンで防げる病気」

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ポリオ

ポリオとは

ポリオウイルスによって感染する病気です。このウイルスにかかっても、多くの場合は目立った症状がなく、出てもかぜのような症状だけです。しかし約1,000人から2,000人に1人は手足にまひが出るとされ、時には死亡する場合もあります。

このウイルスに感染しても、ほとんどの場合は発病しないか目立った症状は出ず、出ても多くはかぜのような症状だけです。

重症になると、後遺症が残る身体麻痺になります。

日本には、ポリオは発生していませんが、海外からウイルスが入ってくる可能性があります。

予防接種

ポリオワクチン、四種混合ワクチンで予防します。

  • 初回接種(3回):生後3か月から12か月に3回 (20日から56日までの間隔をおく)
  • 追加接種(1回):初回接種から12か月から18か月後(最低6か月後)に1回

単独のポリオワクチンは2012年9月に、四種混合ワクチンは2012年11月に導入されています。

白子町では国より定められた定期予防接種を「無料」で実施しています。

不活化ポリオ、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)の接種費用は「無料」です。※接種対象年齢内にかぎります。

詳しくは白子町役場保健福祉課健康づくり係 電話: 0475-33-2179

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小児の肺炎球菌感染症

小児の肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌はこの菌はのどなどから体に入り、肺炎の原因になる細菌で、重症市中肺炎の50%が肺炎球菌によるというデータもあります。

細菌性髄膜炎を起こすような場合でも早期診断は難しく血液検査をしてもかぜと区別ができないこともあります。その後にけいれんや意識がないなどの症状が始まってきます。診断がついても、抗菌薬が効かない耐性菌が多く、治療は困難です。

肺炎球菌による細菌性髄膜炎は、ヒブによる髄膜炎に比べて死亡と後遺症の比率が少し高く、死亡が10%前後、後遺症率は30~40%くらいです。

 予防接種

小児用肺炎球菌ワクチンで予防します。日本では、2010年2月に欧米から10年遅れてプレベナーが発売になり、2013年度から定期接種で受けられるようになりました。接種対象が生後2か月から5歳未満、ワクチンの接種回数は初回を接種する月齢・年齢により異なり、生後2か月から6か月までは合計4回です。7か月から11か月までは3回、1歳は2回、2歳から4歳までは1回です。

病気にかかる半数が1歳前ですので、生後2ヶ月になったらすぐに接種します。

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おたふくかぜ

おたふくかぜ

流行性耳下腺炎は、一般に「おたふくかぜ」と呼ばれています。ムンプスウイルスによるウイルス性の病気です。2歳から12歳の子供への感染が一般的ですが、まれに成人の年齢でも感染することもあります。

症状が現れるまでには、2~3週間ほどかかります。おたふくかぜ特有の病状は、耳の下の部分やあごの下の部分が腫れ、熱をともないます。 顔面の疼痛、耳下腺の腫脹、頭痛、咽頭痛、陰嚢腫脹、睾丸の痛み、拡大等があります。熱は3~4日で治まります。おたふくかぜは、ほとんどの場合自然に治りますが、まれに髄膜炎、脳炎、睾丸炎、卵巣炎、心筋炎などの合併症を引き起こす可能性があります。

 予防接種

生ワクチンで予防します。おたふくかぜはかかってもほとんどの場合自然に治りますが、重い合併症を引き起こすことがあるので、ワクチン接種が重要です。

1歳で1回、1回目の接種後2~4年たったら2回目を接種するのがおすすめです。

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みずぼうそう

みずぼうそう

水を含んだ赤い発疹がからだ、手足、口の中、頭髪の中、股など全身に出てきます。1日くらいでそれが水ぶくれになって、全身に広がります。

発疹は2、3日でピークとなり、その後乾くと黒いかさぶたになります。

症状として、強いかゆみもあります。熱は数日でおさまって、水ぶくれの所も黒いかさぶたがつくようになり、7日くらいでおさまります。

子供の場合は普通自然に回復し、軽い症状で終わりますが、成人や免疫力の低下した人では水疱瘡が重症化し、稀に死亡する場合もあります。

又、合併症として、脳炎や肺炎などが知られています。

予防接種

みずぼうそうワクチンで予防します。1歳すぐで1回、1回目の接種後3か月たったら2回目を接種するのが一般的です。

又、水痘の患者さんに接触してから72時間以内にワクチンを接種すれば、水痘の発症を予防できるか、発症しても軽症ですむ場合があります。

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ヒブ感染症

ヒブ感染症とは

ヒブという細菌が、飛沫感染し、鼻に保菌され、これが病原菌となり、肺炎や喉頭蓋炎、敗血症などの重篤な全身性疾患を引き起こします。
日本ではHib髄膜炎の発症者は年間600人と言われていますが、そのうちの約5%は死亡、約25%に聴覚障害などの後遺症がみられます。発症するととても危険な病気です。
初期症状がかぜ症状と区別がつきにくく、簡単な検査では診断がつきません。また早期診断がついても、現在では耐性菌が増えているため治療が難しくなっています。

予防接種

標準的なスケジュールは生後2~7カ月で開始し、合計4回接種します。この時期は、百日せきジフテリア破傷風混合(DPT)ワクチンの接種時期でもあるので、同時接種が可能です。また、すでに望ましい接種開始年齢を過ぎていても、5歳までは接種することができます。

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ロタウイルス感染症

ロタウイルス感染症とは

  • 乳幼児の急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。
  • 主な症状は、水のような下痢、嘔吐、発熱です。発熱と嘔吐で発症し、その後水のような下痢が何回も続きます。大量の水様性下痢のため、体から水分と塩分が失われていき、いわゆる脱水症をおこします。
  • 1月から4月にかけてはロタウイルスが主に流行します。
  • 生後6ヶ月から2歳の乳幼児に多く、5歳までに大部分の子どもが発症します。

予防

ロタウイルスワクチンを飲んで予防します。ワクチンにより重症になるのを防ぐことができます。ロタウイルスワクチンには、ロタリックスとロタテックの2種類があります。ロタリックスは生後6週から24週までの間に4週間以上の間隔をおいて2回接種し、ロタテックは生後6週から32週までの間に4週間以上の間隔をおいて3回接種します。どちらも1回目は生後14週6日までに接種することが推奨されています。

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百日せき

百日せきとは

病名の通り、長期的に咳が続きます。鼻水、くしゃみ、軽い咳などがでます。症状が風邪と似ているため中々気づきません。

原因は、百日咳菌という細菌です。

潜伏期間は1週間前後ですが、次第に、咳の回数が増え程度も激しくなります。この時期のスタッカートといわれる連続する咳が百日咳の特徴的な症状です。発熱はないか、あっても微熱程度です。

DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)混合ワクチンによる予防接種が制度化され、患者数は大いに減りましたが、患者は散発しています。特に最近では大人の患者も増加しています。

生後6か月以下とくに3か月以下の乳児では、特に重症化する場合が多く、呼吸が止まってしまうことさえあります。一方、学齢期の年長児や大人では、症状が軽く、咳がちょっと長く続くという程度で済んでしまいます。

予防接種

四種混合ワクチンまたは三種混合ワクチンで予防します。三種混合ワクチンの接種方法は「1期」としてDPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)三種混合ワクチンを生後3ヶ月に達した時から1歳までに1期初回を終え、1期初回接種の3回が終わってから1年から1年半の間に追加を行います。また、「2期」として11~12歳時にDT二種混合ワクチンで接種を1回行います。

白子町では国より定められた定期予防接種を「無料」で実施しています。

三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)の接種費用は「無料」です。※接種対象年齢内にかぎります。

詳しくは白子町役場保健福祉課健康づくり係 電話: 0475-33-2179

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