| 質問1 | ワクチン接種後いつごろから効果がでますか?
また、どのくらい効果が続きますか。 |
| 回答 | 接種後2週間目ころから血液中の抗体が増え、約4週間で身体の抵抗力が強まります。効果は次第に弱まりますが、三ヶ月から半年続くと考えられています。 |
| 質問2 | 2回接種した方がいいのでしょうか? |
| 回答 | 理論的にはどの年齢でも2回接種するほうが良いと考えられます。その場合、1〜4週間あければ接種できますが、4週間あけるのが良いようです。
13歳未満の小児〜新生児には2回接種とされています。高齢者でも身体の抵抗力に自信のない方は2回接種をおすすめします。
ただ、高齢者の方も2回目からは一般の方と同じ費用がかかります。当院では2,500円です
。 |
| 質問3 | いつ接種するのが良いでしょうか? |
| 回答 | インフルエンザの流行を完全に予測することはできませんが、例年1〜3月にピークがあることから、12月までに受けることがすすめられています。
高齢者の方に町からの援助がでるのは10〜12月の間です。
なるべくあとに受けたいと思っても、12月に入るとワクチン切れとなることが多いのが実情です。 |
| 質問4 | ワクチンを接種すれば風邪をひかないのですか? |
| 回答 | いわゆる「風邪」を起こすウイルスは様々な種類があります。
「インフルエンザ」はインフルエンザウイルスによって起こる病気で、通常の風邪よりも激しい症状と急激な発症を特徴とします。
インフルエンザワクチンはこのインフルエンザの発症と重症化の予防に効果がありますが、すべての風邪を予防するわけではありません。
ワクチンを接種しても風邪をひくことはあります。 |
| 質問5 | ワクチンの効果はどの程度? |
| 回答 | 残念ながら「ワクチンを接種すれば100%インフルエンザにかからない」とは言えません。
インフルエンザウイルスには様々な種類のウイルスがあり、毎年どのタイプのウイルスが流行するかを予測してワクチンが作られます。ですから予測されたタイプとまったく違うウイルスによるインフルエンザが流行すると、ワクチンの効果がでません。
ウイルスのタイプが適合したとして、ワクチン接種の効果はどの程度でしょうか?
健康な65歳以上の高齢者では、45%の発病を阻止し、80%の死亡を阻止する効果があったとされています。15〜17歳の青年男子では、感染率が5分の1に減少したそうです。
小児では40〜60%、1歳から5歳の幼児では20〜30%の発病の阻止が認められたとの報告があります。
その結果、インフルエンザ脳症の発症を減らすことができたと考えられています。
ワクチンを接種しても完全に発病を阻止することはできませんが、抵抗力が弱い幼児や、高齢者の方には発病と重症化を減らすためにワクチン接種がすすめられています。 |
| 質問6 | 妊婦も予防接種をうけられますか? |
| 回答 | インフルエンザワクチンは不活化ワクチンで、生きたウイルスを接種しませんから、胎児に直接は悪影響がないと考えられています。
それでも、妊娠初期はいろいろな原因で奇形や自然流産を起こしやすい時期ですので避けた方が良いとされていますし、妊娠中期以降から産後すぐの時期がインフルエンザの流行と重なる方でも、ワクチンの有益性を考えて接種するべきであると考えられています。
妊婦のかたは、かかっておいでの産科医とよく相談されることをおすすめします。 |