接遇セミナー3

ラポール 福岡先生をお迎えしての第3回目の接遇セミナーが6月14日金曜日に行われました。

今回は挨拶とお辞儀について 普段あまり意識せずにしている挨拶やお辞儀について、深く考えさせれた貴重な時間でした。

具体的なあいさつ お辞儀の仕方をそれぞれスタッフが習得できたこと以上に

それぞれが、挨拶、お辞儀を見つめ直し、心をこめた、思いやりのある、相手を尊重するような挨拶を心がけていくことの大切さを気づくことができたと思います。

安藤医院のあいさつは スタッフの提案により次のようになりました。

[愛のある言葉で 生き生きとした挨拶は 最高のつながり]

早速 写真(右)のようなポスターをスタッフが作成して いつも意識できるようにスタッフの目につくところに貼っています。

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wellbeing

wellbeing 辞書で調べると、健康で幸福な状態とでてきます。 私たちが目指している医療は、お一人お一人にあったwellbeingです。高度で最新で高額な医療がその方の幸福につながるかどうか、以前より疑問に思ってきました。 現代は心身のバランスを崩しやすい要因が周囲にあふれています。本来我々は多少バランスが崩れても、それをもとに戻そうとする力をすでに持っているのです。 ですから、患者さんが自分でバランスがとれなくなったとき、私たちの役目はその方が自分で治すことを助けることだと思います。 最近、生活習慣病コーチングを始めました。糖尿病専門医として多くの生活習慣病の患者さんを見ている中で、従来の医療では治療が困難な症例を多く経験していきました。生活習慣をかえることにも難渋してきました。しかし、コーチングやその他のセラピーなどの新しい手法を用いて、ご自身が気づき、生活環境、行動を変えることなどをお手伝いしていくなかで、良くなっていかれる例を最近多く経験しています。 いらしていただいた方々、お一人お一人にあった、健康で幸福な生活をデザインするのをお手伝いし、その上で総合内科専門医、糖尿病専門医として、培ってきた多くの経験をもとに、情報提供ができるよう日々精進したいと思っております。

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接遇セミナー

ラ・ポール株式会社の福岡先生をお迎えして、接遇セミナーをお願いしております。

第1回目のセミナーではコミュニケーションには言語によるものとnon-verbal(非言語:視覚、聴覚、など)があり、非言語の印象が9割をしめることや

我々はいかに過去の先入観、固定観念にとらわれて、思い込みがあるかなどをいろいろなworkを通して、スタッフそれぞれが、気づくことができました。

第2回目では

スタッフ自身が考えた安藤医院の接遇5原則をスタッフがプレゼンテーションするところまで発展できました。

接遇の目的は相手の立場にたつこと

接遇の5原則は

あいさつ、身だしなみ、笑顔、安心、コミュニケーションでした。

早速、現場で生かされていると最近感じております。

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細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎とは

細菌の感染によっておこる結膜炎です。
発熱と寒けで始まり、頭痛がひどく、吐き気や嘔吐がおこり、徐々に首の後ろが張ってきてかたくなります。症状が進んでくるとぐったりする、けいれん、意識がないなどが出てくることもあります。
症状に対応した抗生物質の投与による治療方法をとります。
髄膜炎をおこす原因となった病気を見つけて、同時に治療する必要があります。
嘔吐が強く、食事がとれない場合は、点滴をして栄養や水分を補い、高熱のときは、からだを冷やし、坐薬を使って熱を下げます。また、頭痛や全身の痛みには、鎮痛薬が使われます。

予防接種

原因の約8割が、ヒブと肺炎球菌のため、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンで予防をします。
これら2つのワクチンを「髄膜炎ワクチンセット」と言います。
どちらも生後2か月から接種することができ、医師が必要と認めた場合には同時接種も行われます。

「ワクチンで防げる病気」

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A型肝炎

A型肝炎

A型肝炎ウイルスが経口感染して起こる肝炎です。
発病初期の主な症状は、発熱・倦怠感・吐き気・下痢黄疸などです。
A型肝炎ウイルスは、便に排出するため、患者の便が感染源になります。
症状は、発症後1、2ヵ月を経過すると自然に消えます。しかし、発症期に、安静にせず無理をしていますと、まれに「劇症肝炎」や、尿が出なくなる「腎不全」などをひき起こし、命にかかわることもありますので注意が必要です。
予防として、家族や周りに海外旅行に行ってないか(特に生水を飲んだり、生の貝を食べていないかどうか)などの情報が診断に有用です。
A型肝炎は、免疫の働きにより、急激な反応をおこす場合がありますが、その後は、自然治癒に向かいます。

予防接種

2013年3月から、子どもでもA型肝炎ワクチンを受けられるようになりました。1歳以上であれば、2〜4週間の間隔で2回接種し、その後、3回目を接種します。

「ワクチンで防げる病気」

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ヒトパピローマウイルス(HPV)

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が主な原因となっています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は性交渉により感染しますが、皮膚や粘膜に存在するごくありふれたウイルスで、約80%の女性が知らない間にかかっています。感染は一時的で、ほとんどの場合は免疫力や新陳代謝などで細胞とともに剥げ落ちていきます。感染部分に小さな傷があったり、免疫力の低下などでウイルスが体内に長く住みつき、その結果、最終的に子宮頸がんを発症(0.15%)することがあります。

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染の自覚症状が明らかな場合には、医療機関で検査を受け、治療を受ける必要があります。

尖圭コンジローマの症状が出て、イボが増えると治療が大変なので、早めに医療機関にかかるとよいでしょう。

 予防接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、特に発がん性の高いHPV16型、18型の感染(日本の子宮頸がんの原因の50%から70%を占める)を予防すると言わていますが、このワクチンで防げない52、33、58型のウイルスも子宮頸がんの原因ですので、必ず子宮がん検診を受けることが大切です。

ワクチンともに、効果は20年くらい続くと予想されており、追加接種は不要と考えられていますが子宮頸がんを防ぐうえでもっとも大切なことはワクチンを接種した後も定期的な子宮頸がん検診を受けることが大切です。

「ワクチンで防げる病気」

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ポリオ

ポリオとは

ポリオウイルスによって感染する病気です。このウイルスにかかっても、多くの場合は目立った症状がなく、出てもかぜのような症状だけです。しかし約1,000人から2,000人に1人は手足にまひが出るとされ、時には死亡する場合もあります。

このウイルスに感染しても、ほとんどの場合は発病しないか目立った症状は出ず、出ても多くはかぜのような症状だけです。

重症になると、後遺症が残る身体麻痺になります。

日本には、ポリオは発生していませんが、海外からウイルスが入ってくる可能性があります。

予防接種

ポリオワクチン、四種混合ワクチンで予防します。

  • 初回接種(3回):生後3か月から12か月に3回 (20日から56日までの間隔をおく)
  • 追加接種(1回):初回接種から12か月から18か月後(最低6か月後)に1回

単独のポリオワクチンは2012年9月に、四種混合ワクチンは2012年11月に導入されています。

白子町では国より定められた定期予防接種を「無料」で実施しています。

不活化ポリオ、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)の接種費用は「無料」です。※接種対象年齢内にかぎります。

詳しくは白子町役場保健福祉課健康づくり係 電話: 0475-33-2179

「ワクチンで防げる病気」

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小児の肺炎球菌感染症

小児の肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌はこの菌はのどなどから体に入り、肺炎の原因になる細菌で、重症市中肺炎の50%が肺炎球菌によるというデータもあります。

細菌性髄膜炎を起こすような場合でも早期診断は難しく血液検査をしてもかぜと区別ができないこともあります。その後にけいれんや意識がないなどの症状が始まってきます。診断がついても、抗菌薬が効かない耐性菌が多く、治療は困難です。

肺炎球菌による細菌性髄膜炎は、ヒブによる髄膜炎に比べて死亡と後遺症の比率が少し高く、死亡が10%前後、後遺症率は30~40%くらいです。

 予防接種

小児用肺炎球菌ワクチンで予防します。日本では、2010年2月に欧米から10年遅れてプレベナーが発売になり、2013年度から定期接種で受けられるようになりました。接種対象が生後2か月から5歳未満、ワクチンの接種回数は初回を接種する月齢・年齢により異なり、生後2か月から6か月までは合計4回です。7か月から11か月までは3回、1歳は2回、2歳から4歳までは1回です。

病気にかかる半数が1歳前ですので、生後2ヶ月になったらすぐに接種します。

「ワクチンで防げる病気」

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おたふくかぜ

おたふくかぜ

流行性耳下腺炎は、一般に「おたふくかぜ」と呼ばれています。ムンプスウイルスによるウイルス性の病気です。2歳から12歳の子供への感染が一般的ですが、まれに成人の年齢でも感染することもあります。

症状が現れるまでには、2~3週間ほどかかります。おたふくかぜ特有の病状は、耳の下の部分やあごの下の部分が腫れ、熱をともないます。 顔面の疼痛、耳下腺の腫脹、頭痛、咽頭痛、陰嚢腫脹、睾丸の痛み、拡大等があります。熱は3~4日で治まります。おたふくかぜは、ほとんどの場合自然に治りますが、まれに髄膜炎、脳炎、睾丸炎、卵巣炎、心筋炎などの合併症を引き起こす可能性があります。

 予防接種

生ワクチンで予防します。おたふくかぜはかかってもほとんどの場合自然に治りますが、重い合併症を引き起こすことがあるので、ワクチン接種が重要です。

1歳で1回、1回目の接種後2~4年たったら2回目を接種するのがおすすめです。

「ワクチンで防げる病気」

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