麻しん

麻しんとは

「麻しんウイルス」によって引き起こされる病気です。小児のウイルス性疾患としては重症の疾患です。感染すればほとんどが発症します。生後半年の間は母親からの抗体があり、あまり発症しませんので、患者の大部分は乳幼児です。日本ではアメリカと比較して予防接種率が低く、問題となっており、死亡例の報告もあります。

麻しんは患者からのせきや鼻水で感染します。

感染してから発症まで10日から2週間ほどかかります。

38-39度ほどの高熱が3-4日続き、機嫌が悪く、くしゃみ、鼻水、激しいせき、目やにや目のまわりが腫れぼったいこと、目の充血、嘔吐、食欲不振等が見られます。

予防接種

1歳になったらなるべく早く予防接種を受けることが重要です。

最近麻しんの定期予防接種の方法が変わりました。麻しんと風しんの対策を強化する目的で、以前別々に接種されていたものを、混合(MR)ワクチンとしていっしょに接種することになりました。定期の予防接種としては、1期と2期の2度に分けて接種します。1期は1歳から2歳の間に接種します。この時期が最も麻しん・風しんに感染しやすいので、1歳になったらなるべく早く予防接種を受けることが重要です。2期の接種は幼稚園の年長児の時期に受けます。

白子町では国より定められた定期予防接種を「無料」で実施しています。

麻しん風しん混合の接種費用は「無料」です。※接種対象年齢内にかぎります。

詳しくは白子町役場保健福祉課健康づくり係 電話: 0475-33-2179

「ワクチンで防げる病気」